2009年8月11日火曜日

ニナリッチ レールデュタン

香水ってとっても心を穏やかに華やかにしてくれますよね。
中学生のころおばあちゃんがハワイの香水を買ってきてくれて、
嬉しくて使ってたらこぼしてしまい、
お友達にトイレの芳香剤?と言われ悲しかったなぁ~
それがはじめての香水。

今から10年ほど前アロマセラピーのお勉強をしていて、
最近まで香水よりエッセンシャルオイルをオイルで希釈してつける
というような天然香水を使用していました。
でもふと香水に気持ちが立ち戻りました。
久々にネットで香水をショッピングしてみたりしています。
あまり多くはないですが、香りと思い出を綴っていこうと思います。



18のとき自分の意思でつけ出したのがこの頃。
彼氏が大好きだったレールデュタン
厳密に言うと彼氏の元カノが使ってたみたいです。
そこから私も10年ぐらいは、ずっとレールデュタンでした。
実は、母もおばあちゃんもレールデュタンだったので、
家にはレールデュタンがあふれていて
使ってみたいと思ったときに使い始めてました。

「L AIR DU TEMPS」=「時の流れ」という意味の香水で
平和を願ってつけられた名前のようです。
ボトルは、マルク・ラリック作で
ガラスのはとが2羽仲良く止まっていて大変美しい。

ニナリッチから1948年発売された香り。
フランシス・ファブロン調香
スパイシーフローラルというのでしょうか。

レールデュタンをスプレーした直後の
トップノートの華やかさはほんと幸せな気持ちになります。
ミドルの少しのスパイシーな香りと
甘くせつない香りが混ざっていくところは
何度嗅いでも飽きないです。

10年ぐらい経ったとき、その彼氏をやっと心の中からも
さよならすることが出来ました。
そのときにちょうどレールデュタンも卒業したんです。

なんと映画「羊たちの沈黙」で
ジョディフォスターが演じるクラリスがこの香りを使っていたそうです。


何度も引越しをしても香水はくさらないので、
ずっと持ち歩いてました。
そして昨日香水を入れている箱を開けると
なんとまだレールデュタンが残ってました。
嬉しくなって一吹きしてみたら…
やっぱり、女らしくて、華やかで幸福な気分がぱぁ~っと
広がってきます。
昨日から久々のレールデュタンに首っ丈。。





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